夜が明けてきた そろそろ寝よう
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車載動画の編集手順(基本部分のみ)
私が車載動画を編集する時の最近の手順をまとめます。
車のナンバーのぼかし、音声の入れ替え、地図や写真の挿入などの付加的項目は除き、最低限の項目に限定してます。
ただ自分が失敗して解決に時間をかけたところは説明を厚めにしてます。
最終ターゲットはYouTubeへのアップです。



撮影機材
・SONY CX120
・純正ワイコン(0.7倍、VCL-HGE07A)

編集ソフト
・Premiere Elements 7.0(以下PE7)
・TMPGEnc 4.0 Xpress(以下TE4)

使用OSはWindows XP Home 32bit
(フルハイビジョンの編集だとかなり厳しい)



編集手順

(1)撮影映像のPC取り込み

CX120付属のツールPMBを使う。
ツールじゃなく直接エクスプローラなどでファイルを取り出しても大抵はうまく行くけど、長時間録画した場合には1回の撮影映像が複数ファイルに分割されており、その結合が自力ではうまくできない(音声が途切れてしまう)問題がある。これがPMBを使うと起きないようなので面倒だけどPMBを使う。

(2)PE7 プロジェクト作成

編集対象の映像の縦横サイズやフレームレートは映像取り込み時に指定する(あるいは映像から自動で汲み取ってくれる)わけではなく、プロジェクト作成時に(つまり最初に)設定する必要がある。そしてその設定は途中で変更できない。CX120の場合、縦横のサイズは撮影モードによって1920x1080と1440x1080の2種類があり、それぞれに適切なプロジェクトを作る必要がある。作るといっても事前に「使用可能なプリセット」が用意されてるので選ぶだけ。

1920x1080の場合は「NTSC/AVCHD/フル HD 1080i 30」のプリセットを使う。
1440x1080の場合は「NTSC/AVCHD/HD 1080i 30」のプリセットを使う。

ここで適切なプリセットを選択しなかった場合、PE7はその不適切なプリセット上で映像を編集するんですが、画面見えだけならそれほどおかしくも見えない場合が多く、ハマります。そして出力映像を見てようやく何かおかしいと気づくかもしれません。むしろ気づけば幸せで、気づかずに品質はこんなもんかと納得してしまうかもしれません。私の場合は文字テロップが画面ではきれいに出るのに最終出力では妙にひしゃげてしまう結果になり、そこでようやくプロジェクト設定が間違ってることに気づきました。で設定を変えようにも変えられないので正しいプリセットでプロジェクトを作り直すことになり、一生懸命やった編集作業が無駄になったのです。

(3)PE7に映像取り込み

右上のタスクパネルの「整理」→「取り込み」→「コンピュータのファイルとフォルダ」で映像ファイルを取り込む。

(4)タイムラインに映像を並べる

取り込んだ1つあるいは複数の映像ファイル(というかPremiereだとクリップと呼んでるので以下クリップ)を食材に例えれば、まな板にあたるのがシーンラインあるいはタイムラインで、料理はどちらかのまな板の上で行う。シーンラインはおそらく初心者向けでやれることが限られてる気がするのでタイムラインを使用する。

右上タスクパネルの「ムービーの編集」→「プロジェクト」に取り込んだ映像クリップがあるのでそれをタイムラインのビデオ1/オーディオ1のところにドラッグする。複数映像ある場合は時系列を踏まえて並べていく。

(5)クリップの設定変更

クリップを右クリックして設定を変更します。

(1)タイムストレッチで速度変更(125%~150%くらい)
(2)フレームブレンドにチェックを入れる
(3)オーディオゲインを4dbに変更
(4)プロパティを表示させ「ボリューム」→「クリップボリューム」を6dbに変更

(1)(2)はセット。速度変更しないならフレームブレンドにチェックする必要はないし、チェックしようがしまいが関係ないはず。速度変更する場合はフレームブレンド必須だと思うけど好みによるかも。いずれにしろ速度変更時には「フレームブレンド」が重要な役割を果たし、見栄えが大きく変わることは踏まえておく必要がある。

フレームブレンドとは文字通りフレームを混ぜ合わせるということ。たとえば速度を150%(1.5倍速)にするには秒30フレームの映像を10フレーム間引いて20フレームにする必要があるけど、馬鹿正直に3つめ、6つめ…と3の倍数のフレームだけ間引くと映像がカクついてしまう(この状態がフレームブレンドなしの状態)。これを緩和するために1フレと2フレを混ぜ合わせたフレームを新1フレ、2フレと3フレを混ぜ合わせたフレームを新2フレ、といった感じにするのがフレームブレンド。フレームブレンドした方が動きが滑らかになるので良いと思うけど、遭えて難点を挙げれば1コマ1コマの鮮明度が落ちること。標識の文字などを映像止めて確認しようとした場合にはフレームブレンドなしの方が判別しやすい。あと、フレームブレンドなしの方が処理時間が短縮できる。

 利点欠点
フレームブレンドなしレンダリング時間が短くてすむ。
1コマ1コマは鮮明なまま
カクつく
フレームブレンドあり滑らかレンダリングに時間がかかる。
1コマ1コマの鮮明度が落ちる


(3)(4)もセット。音が小さいので大きくしてる。プロパティのクリップボリュームを最大限上げても足りないのでゲインも上げて対応。

(6)クリップの分割、削除、結合

クリップを必要な部分と不要な部分にわけるために両者の境界で分割していく。タイムラインのとこにある赤い縦線(時間インジケータ)を左右に動かして場所決めしたらメニューの「タイムライン」→「クリップを分割」で分割できる。

分割し終わったら不要部分を右クリックして「削除し間隔をつめる」で不要部分の削除。

間隔をつめることで一応、結合はできるが本来かけ離れた映像を結合してるのでそこだけ滑らかさに欠けてしまう。ということでトランジションを適用する。
右上「ムービーの編集」→「トランジション」→「ビデオトランジション」→「クロスディゾブル」、これをタイムラインのクリップの結合部(ビデオ1部分)にドラッグする。これで映像が滑らかに結合されます。

オーディオも同じようにトランジションを適用できます。右上「ムービーの編集」→「トランジション」→「オーディオトランジション」→「コンスタントパワー」、これをタイムラインのクリップの結合部(オーディオ1部分)にドラッグすると音声が滑らかに結合されます。でもこれにはバグがあるようで、オーディオトランジションを適用すると、以降クリップの移動ができなくなる場合が多いです(移動させようにも反応してくれなくなる)。なので適用する場合はできるだけ後でやった方がいいでしょう。そもそもオーディオの結合は映像ほどの違和感がないので私は基本適用しません。ただ結合部でプチノイズが発生してしまう場合は仕方ないのでトランジションを適用します。でも結合させた音があまりいい音じゃないので時間は短めにします。具体的には適用部分のトランジションを右クリック→プロパティ表示させてデュレーションを1秒0フレームから0秒2フレームに短縮します。

 利点欠点対処
オーディオトランジションを適用しない場合まれにプチノイズが発生するプチノイズが発生するところだけトランジションを適用する
オーディオトランジションを適用した場合滑らかに結合される以降クリップの移動ができなくなる編集作業のできるだけ後の方で適用する
あまりいい音じゃないかも適用時間(デュレーション)を短くする

(7)タイトルの追加

映像の最初に「国道1号全走破」みたいなタイトルを表示したり、途中に「これより静岡県」みたいな注釈を入れたりという文字テロップの追加。Premiereでは「タイトル」と呼ばれてます。

タイムラインの赤い縦線(時間インジケータ)でタイトルを出す場所を決めて、メニューの「タイトル」→「新規タイトル」→「静止タイトル」を選択。左上モニタパネルに出てきたテキストを希望する文字列に変更する。そして、右側のテキストスタイルってところにある雛形から好きなのを選んでから、その上にあるフォントやサイズを変えたり、ちょい左にあるパレットの絵をクリックして色の変更などをしていくのがいいんじゃないでしょうか。ところで文字に影(ドロップシャドウ)のついてるスタイルもありますがその色は変更できません。ということを知らずに探しまくりました。

追加したタイトルはタイムラインにひとつのビデオクリップのようになって出現してるのでそこを操作することで表示時間(長さ)の変更や表示タイミングの修正ができます。

(8)レンダリング

編集後の映像を出力させます。PE7での最終処理になります。
こちらのサイトを参考に無圧縮AVIで出力させます。ただし一点違っていて、インタレースのまま出力させます。具体的には「ビデオフッテージのインターレースを解除」にチェックを入れないようにします。

(9)TE4で前記映像の取り込み、編集

TE4ではインタレースの解除と映像圧縮(MPEGエンコード)を行います。PE7でもできるんですがいまいち信頼おけないのでTE4でやります。

インタレース解除はフィルターで指定します。デフォルトの設定である「必要な場合のみインターレース解除を行う」で大丈夫だと思うんですが、万全を期して「常にインターレース解除を行う」「トップフィールドでインターレース解除」の指定に変えます。解除方法はデフォルトの「適応補完」のままです。

さらに最近のこだわりとして色調補正→RGB→明るさでG(緑)を若干さげます。-7くらい。フロントガラス越しの映像が若干緑がかってるようなのでこれで補正します。

(10)TE4で映像の圧縮出力

YouTubeアップロード用ということで、出力フォーマットはMPEG2かMPEG4を選択。大抵はエンコード時間が短くて済むMPEG2にしちゃってます。どうせYouTube側で変換処理が入るので(再エンコードされるので)、高圧縮で定評のあるMPEG4でカリカリにチューンしても仕方ないだろうと考え、MPEG2で圧縮率ゆるめの大きなファイルを作ることが多いです。

MPEG2の場合の主な設定項目
映像設定
プロファイル&レベル
MP@HL

サイズ
元映像が1920x1080なら同サイズに、1440x1080の場合はYouTubeの映像フォーマットに合わせて1280x720に設定

アスペクト比率
ピクセルアスペクト比1:1(YouTubeに上げる場合は関係ないかも)

レート調整モード
処理時間重視ならCBR、ファイルサイズ重視ならVBR

ビットレート
出来上がりファイルサイズと相談しながら設定(※1)

音声設定
ストリーム形式
Linear PCM

GOP構造
Pピクチャ数
19(※4)

MPEG4の場合の主な設定項目

ストリーム種別
MPEG-4 AVC

映像設定(1)
プロファイル
Main

レベル
4.1

サイズ
元映像が1920x1080なら同サイズに、1440x1080の場合はYouTubeの映像フォーマットに合わせて1280x720に設定

アスペクト比率
ピクセルアスペクト比1:1

レート調整モード
処理時間重視なら1パス固定ビットレート、ファイルサイズ重視なら2パス可変ビットレート

ビットレート
出来上がりファイルサイズと相談しながら設定(※1)

映像設定(2)
GOP長
300(※2)

Bフレーム数
3

参照フレーム数
3

エントロピー符号化モード
CABAC

音声設定
ビットレート
512kbps

※1
ファイルサイズが大きくなるとYouTubeへのアップロードに失敗するケースが出てくるのでそのあたりを警戒しつつレートを決めます。特にG(ギガ)単位になるとアップロードの失敗が多くなるようで、YouTubeヘルプフォーラムでも話題になってます。また、ブラウザ経由のアップロードは失敗しやすいということで、私の場合は「Free YouTube Uploader」というツールを使ってアップロードしています。これだと4~5G程度のファイルでも大抵成功しますがやはり環境に依存するようで、失敗する人も多いようです。
※2
GOP長を長くすることでフレームレートを稼ごう(一定のフレームレートにおいて画質を上げよう)という魂胆です。でも本当に効果があるのか(画質が上がってるのか)わかりません。MPEG2ではエンコード時のメモリ使用量がGOP長に比例して多くなるようなのでタスクマネージャで監視するなど注意が必要です。GOP長を長くしたファイルは再生時のシークがもたついたり、カット編集に制限が出たりしますがこの点は問題ないですね。所詮は一時ファイル、YouTube側で再エンコードされるまでの命ですから。

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